— 【音楽】について
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『平成21年保育士試験受験の手引き(受験申請書)』では…
【実技試験にあたっての諸注意】(平成21年度)
1)音楽
課題曲
ア.『ぞうさん』(まど・みちお 作詞・團伊玖磨 作曲)
イ.『さんぽ』(中川李枝子 作詞・久石譲 作曲)
幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いしなさい。(楽譜の持込可。)ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏すること。ピアノの伴奏には市販の楽譜を用いるか、添付楽譜のコードネームを参照して編曲したものを用いる。ギター、アコーディオンで伴奏する場合には、添付楽譜のコードネームを尊重して演奏すること。いずれの楽器とも、前奏・後奏を付けてもよい。歌詞は1番のみとする。移調して歌うのも可。
注意1:ピアノ以外の楽器は持参すること。
注意2:ギターはアンプの使用を認めないのでアコースティックギターを用いること。カポタストの使用は可。
注意3:アコーディオンは独奏用を用いること。
ガイダンス配布書面
【実技試験にあたっての諸注意】(平成21年度、茨城県)
音楽について(待機室:4階 中研修室)
(1) 自分の試験開始時刻(目安)の20分前には指定された待機室で待機していること。
※試験開始時刻(目安)の約5~20分前に試験教室前に呼出し・案内を行う。
※試験開始時刻は前後することがあるので注意すること。
※自分の試験開始時刻(目安)をタイムスケジュールでよく確認しておくこと。
(2) 待機室から試験教室までは教室係(誘導係)の誘導に従うこと。
(3) マスクを着用している場合は、本人確認を行う際及び試験中はマスクを外すこと。
(4) 入室してからは採点委員の指示に従い下記の要領で受験すること。
1. 始めに手荷物を置き、「受験番号シール」をはがして2名の採点委員に各1枚ずつ手渡す。
2. 受験番号と氏名を採点委員に告げ、着席する。
3. 採点委員の開始の指示で弾き歌い(音楽)を開始する。
4. 1.「ぞうさん」、2.「さんぽ」の順番で伴奏しながら歌うこと。ただし、順番の変更を希望する場合は、採点委員に申し出ること。
※チューニングが必要な場合はスタッフに申し出て、指定場所にて事前に済ませておくこと。
【試験会場】
他の都道府県では防音の効いた音楽練習室を試験会場とすることが多いようですが、茨城県の試験会場は総合福祉会館1階コミュニティーホール(300席)のステージです。本格的なグランドピアノが置いてありますので、ピアノ受験者はそれで試験を行います。ステージ中央にピアノが配置され、ステージ上手に審査員が2名並んで座ります。ピアノ奏者は審査員に背を向けて弾き歌いすることになります。ギターやアコーディオン受験者用に椅子と譜面台が別途用意されています。
試験会場模式図(PDF152KB)
【試験について】
手順としてはガイダンスの通りにやればよいです。受験番号シールを2枚剥がして審査員2名に1枚ずつ渡します。受験番号と氏名を言って、始めの指示があったら弾き歌いを開始します。2曲が終わったら荷物をもって退場して試験終了です。
【アレンジもOK】
用意する楽譜は、手引きに添付のものでも、市販のものでもよいようです。添付の楽譜は、歌のメロディラインとコードのみの非常にベーシックなものです。これを用いる場合は、自然とアレンジが必要になると思います。ただし、「幼児に聴かせること」が大前提です!過激なアレンジは控えましょう。(笑)キーを変えてもよいのですが、あまり高くすると幼児が歌えなくなるかもしれないと思って、変調は2曲とも2度上げにとどめました。ちなみに私はギターだったので、変調はコードチェンジではなく、カポタストで対応しています。前奏と後奏は無くてもよいようですが、あったほうが印象がよいと思います。私の前の受験者2名は前奏のみでした。
【ギターでの受験について】
私はギターで受験しました。今年度の茨城県では、少なくとも見回した限り楽器持参者は私1人でした。おそらく私以外は皆ピアノで受験されたのでしょうね。アコーディオンでの受験者もいなかったと思います。ピアノ以外の受験者は、毎年極めて少ないと思われます。よくも悪くも目立つでしょう。(笑)
楽譜は添付の楽譜を用いました。しかし、掲載のコード通りに弾くと、うまく歌えませんでした。ギターには合わないと思います。そこで、一部を改変(アレンジ)しました。「ぞうさん」は、大きな象さんをイメージできるように、重厚でゆっくりしたリズムを心がけました。前奏は重厚なリズム、後奏ではメロディーを付けました。「さんぽ」ではメロディーを付けず、終始弾むように歌い弾きしました。言葉で説明するよりも聴いていただいた方がよいと思います。実際に試験で歌ったとおりに再現したものを、動画サイトにアップしてありますので、興味のある方はごらんください。練習の甲斐あってか、ほとんどミスなしでこの通りに歌いきりました。
課題曲 ぞうさん
課題曲 さんぽ
試験後の自己予想得点は90%でしたが、結果は予想以上の47点(50点満点)で文句なしの合格です。やった!
なお、会場内では練習できませんが、福祉会館は200台の駐車場があるので自家用車で行っても大丈夫です。私は駐車場に停めて、車の中でギターを出して最後の練習をしました。楽器持込のギター受験者ならではの強みです。また、普段練習している自分のギターで本番の試験を受けられるのもギターの強みです。ピアノ受験者よりも圧倒的に有利です。持込楽器の強みを最大限に活用しましょう!
【音楽は練習あるのみ】
絵画もそうですが、音楽で上達するには「練習」以外に道はありません。とにかく練習です。毎日数回は歌いましょう。また一人で練習するだけでなく、誰かに聞いてもらったほうがいいですね。できるだけ多人数の前で歌えば度胸もつきます。悪いところも指摘してもらいましょう。一番よいのは子どもたちの前で弾くことです。私は2歳児たちの前で弾いて練習しました。子どもたちは難しい言葉では指摘してくれませんが、表情・態度ではっきりと評価してくれます。彼らが楽しんで聴いてくれるように弾ければ、絶対に合格できると思っていました。まさにその通りでした。小さな先生たちに感謝です。
【服装】
面接を兼ねているのだから、服装はきちんとしたほうがよいと言う人もいるようです。女性もスーツ姿が多く、男性にも背広ネクタイで来ている人がいました。しかし、私は敢えてトレーナーとジーンズで行きました。(動画と同じ格好です。)なぜなら、この姿が保育者としての私の正装と考えているからです。保育者の服装も、子どもにとっては重要な環境の1つです。スーツや背広姿は、子どもを威圧して萎縮させてしまいます。私は普段から、子どもたちに自分のスーツ姿をなるべく見せないようにしています。
とはいえ、実際のところは、服装は試験には影響なかったと思います。スーツでもジーンズでも関係ありません。試験官は服装など重要だと思っていないのです。どんな服装でも得点に影響することは無いと思います。ただし、保育者の服装は子どもにとって重要な環境ですから、子どもに悪影響を及ぼしかねないような過激な格好だと、減点されてもおかしくないでしょう。

